口唇ヘルペス感染予防

自己防衛あるのみ！

口唇ヘルペスは自己防衛あるのみです。
非常に感染率の高い病気ですし、完治しない厄介な病気ですから「ついうっかり」なんて油断は禁物です。

敵を攻略する為には敵を知る

ヘルペスはうつる病気ですから、おおっぴらにはしにくいものです。
ただ、表立って口にしないだけで、既に現在感染症状を自覚していない口唇ヘルペスの感染者は、人口のおよそ９０％を占めると言われています。

口唇ヘルペスは身近な感染病ですから、既に感染している方はもちろん、まだヘルペスの魔の手に侵されていない方もヘルペスに関する基本的知識は押さえておくべきです。有効なヘルペス感染予防策を施す為にも、どういった病気か、どのように治療するのか、症状や原因などの知識を学ぶことは大切で、敵を攻略する為には、まず敵を知ることが重要です。

接触感染を防ぐ

口唇ヘルペスはヘルペス感染者と接触することによって単純ヘルペスウイルスⅡ型に感染し、発症します。

つまり、口唇ヘルペスを予防するには、接触感染を避ければ良いわけです。

実際、口唇ヘルペスは同じ空間で生活する家族同士の接触感染が最も多いそうです。つまり、同棲カップルやお友達同士の回し飲みが癖になっている方も危険性が高いと言えます。

潜伏期ならともかく、症状が現れている最中の感染者との接触は禁物です。接触を避けることが一番にして唯一のヘルペス感染予防策です。

感染者とのキスはもちろん、患部に触れるのもＮＧ。感染者が発症中に使用するタオルや食器類の共有も避けなくてはいけません。
感染者が使用した食器類、タオルは洗剤でしっかり洗う必要がありますし、もしうっかり患部に触れてしまった場合、念入りに手を洗いましょう。

タオルは洗濯後、日光消毒が理想的です。また、同じ枕で寝ているパートナー同士の場合、発症中は別の枕を使った方が無難です。