口唇ヘルペス対策
口唇ヘルペス感染原因
単純ヘルペスウイルスは人から人への接触感染によってうつります。
ただし、感染するのはおもに症状が出ているときだけで、ウイルスが神経節に潜伏しているときに感染することはほとんどありません。
水ぶくれができる頃、その水ぶくれの中には大量のウイルスが増殖しています。患部を直接手で触れたり、キスや、発症中の人が使ったグラスやタオルから感染します。
感染を防ぐには、まずは水ぶくれを破ったりさわったりしないことです。 もし、患部をさわった場合は、すぐに手を洗ってください。
また、感染時に使ったタオルは、ほかの人と共用しないで、よく洗って日光でしっかり乾かしましょう。 グラスや食器も専用のものを使い、使用後は洗剤できれいに洗いましょう。
口唇ヘルペスは大人で初感染すると重症化
単純ヘルペスウイルスによる感染症「ヘルペス」は、ウイルスの種類によって体のさまざまな部位に発症します。
中でも最も患者数が多いのが、唇や口の周りに水ぶくれができる口唇ヘルペスです。
以前は親からの口移しの食事やほおずり、キスなので幼少期に感染するケースが多かったのですが、現在は核家族化や習慣の変化によりその率は減っています。
小児期に初感染ヘルペスにかかると、歯肉の炎症と接触痛が口の広い範囲に起こり、発熱、リンパ節の腫れ、全身の不快感が現れます。
幼少期に感染していると、大人になって再発しても軽症ですみますが、大人になってから初めて感染すると、重症化することが少なくありません。
一般的に成人になってから初感染ヘルペスを発症すると重症になります。