ヘルペス性器の症状
ヘルペス性器の症状
感染直後はノーリアクション
ヘルペス性器は唇ヘルペスと同じように、感染して即発症したり症状が現れるわけではありません。
唇ヘルペス同様ヘルペス性器も感染直後はノーリアクションです。
ヘルペス性器は主に性行為を通して単純ヘルペスウイルスⅡ型に感染しますが、ヤケドのように触れた瞬間患部が赤く腫れるなどの症状が出るわけではありませんから、「いつ感染したのか分からない」可能性大。
不特定多数と関係を持っている場合、いつ感染したのか分からない上、誰から感染したのか特定することも難しくなります。
また、症状が出ない潜伏中、自分でも気づかずに第三者にウイルスをばらまいてしまう恐れもあり、こういった悪条件が重なってヘルペス性器の感染率が急上昇してしまっています。
発熱にご用心
ヘルペス性器に感染後、初めて症状が現れるのは感染してから3~7日後です。
感染部位が患部となりますから、男性ならペニスの粘膜、女性なら膣の粘膜に痒みや痛みを感じることになります。
かゆみや痛みといった異変が起こり始めてから、次に水膨れ症状に見舞われます。夥しい数の水膨れが陰部にできますし、痛くて痒いわけですからこの時点で「しまった!」と性病を自覚することになります。
そしてヘルペス性器の症状はかゆみ、いたみ、水膨れ以外にも発熱を伴います。陰部の異変と同時に38度前後の熱が出るようなら、ヘルペス性器の疑いが濃厚です。
その他リンパ腺の腫れ、筋肉痛、頭痛、排尿時の痛みや出しにくさなど、いずれも人に相談しにくい辛い症状に次々と襲われます。